SIerとしての経験は、末っ子精神全開の私には強烈すぎて1年目で転職を決意しました。
開発現場の闇…閉鎖的で昭和な社風…マウンティング上司…
少しでも興味を持った方は、過去の記事を見てみてください(全4回)。
「SI業界が闇すぎて無理。一刻もはやく抜け出したい」
「web系興味あるけど、プログラミング未経験だから転職できる気がしない」
そんな方に向けて、実際にプログラミング未経験の私が2ヶ月でweb系自社サービス企業から内定を得たノウハウを公開します!
少しでも多くの人をSI業界の闇から救いたいという思いから、できるだけ具体的なステップを書いていきます。
「web系行きたいけど、なにすればいいか分からない」
という人はとりあえず私の方法を真似してみてください。
web系は行動する人には優しい業界なので、きっと良い結果を得られると思います。
「どうしても内定が得られない…」
そんなときは、遠慮せず私に相談してください!うまくいく方法を一緒に考えていきましょう^^
プログラミング未経験から2ヶ月でweb系企業から内定を得る方法を【準備編】と【実践編】の2回に分けて記事にしていきます。
この記事では【準備編】として、自己分析&業界分析のことを書きます。
SIer同期との会話を交え、web系に向いている人・SIerに向いている人の分類もしたので、是非ご覧ください。
自己分析&業界分析
そんなのやってるよ!と思う人がほとんどかと思いますが、あえて書きました。これらを必ずやったほうが良い理由は2つあります。
①面接対策
「なぜ転職したいのか?」
「将来なりたいエンジニア像は?」
これらの質問はどんな会社でも必ず聞かれるので、短く簡潔な答えを用意しましょう。
SIerからWeb系に移りたい理由なんて、多少の差はあれど似たり寄ったりなので面接慣れした人事にとっては大抵想像できる内容なのです。
そこで、他の志願者との差別化を図るのに効果的なのは“簡潔に伝える力”です。
・自分の中で情報を整理した上で面接に臨んでいるか。
・その内容を相手に伝えようとする強い気持ちがあるか。
いくつか面接を受ける中で、人事はそこをみていると感じました。
私は以下のような回答を準備し、面接に臨みました。
「なぜ転職したいのか?」
→「今の環境じゃ私が将来なりたいエンジニア像になれないからです。」
「将来なりたいエンジニア像は?」
→「アイデアをスピード感を持って形にできるスキルを持ったフルスタックエンジニアです。」
え。。。これだけ。。。内容薄くない!?
当然ですよね。これだと誰でも言えそうです。
これらの回答に説得力を持たせるには、自分の体験談やエピソードが必要となります。
「そんなのないよ…」
という方、安心してください。
私も転職活動を始める前は、具体的なエピソードを持ち合わせていませんでした。そこで、行動して話せるエピソードを作り出しました。
行動することで、今まで自分が知らなかった世界を知り、思わぬ発見や出会いがあったりします。
【実践編】では、誰にでもエピソードを作り出せる方法を紹介します。
②ミスマッチ予防
これは本当に本当に重要です。
私が新卒1年で転職を決意することとなった原因は業界分析不足によるミスマッチです。
会社選びで重要な指標は【自分の価値観】と【業界・会社の価値観】が、合うかどうかだと思います。
恋愛みたいに自分と違うタイプの人に惹かれるとかそういうのはありません。
1年で転職を決意するにあたり、いやというほど痛感しました。
「転職したはいいものの、転職先が自分のやりたいこと・価値観に合わないからまたすぐ転職や!」
これでは自身にとっても企業にとっても大きな損失です。
限られた時間やエネルギーを無駄にせず、有意義な転職ができるよう【価値観の合う会社】を見つける努力をしましょう。
私の場合は、「なりたい自分になるためにはこの企業で●●を学びたい」みたいな軸を持つことで、価値観の一致+仕事へのやりがいを重視して面接に臨んでいました。
Shoot的Web系に向いてる人・SIerに向いてる人
Web系企業に勤める友人や自身の同期や先輩方の意見を参考にざっくりWeb系向きかSIer向きかの分類をしてみました。
脱SIer希望の皆さんは、是非自分がどっち向きなのか当てはめながら読み進めてみてください。
Web系
・勉強好き
・成長意欲が半端ない
・行動派
・新しい物好き
・マイペースで自由
・過去の規則や慣習に囚われるのはおかしい
SIer
・計画通りに動くのが好き
・慎重派(じっくり考えてから行動に移す)
・安定志向
・仕事とプライベートは分けたい
・集団行動が苦ではない
・飲みニケーション好き
web系にいる人は勉強好きで成長意欲があり、行動派、そして新しいことにも敏感な人が多いです。業界自体が新しいので、働き方ひとつとってもわりと自由が許されています。
逆にSIerは、安定志向でなにごともプロセスを大事にし、じっくりやりたい人が多いです。典型的なヒエラルキー型企業が多く、同調圧力が強いと感じることがあります。
以下は、対照的な二人の同期の話です。
例1:技術力に優れた同期A
SHOOT「それほどの技術力があってなぜWeb系に行かなかったの?」
同期A「web系は技術の移り変わりがはやいから常に学ばなきゃいかんのよ。そんな環境おれにはしんどいと思った。SIerなら研修が整ってるからじっくり学べるし、いざ転職したいってなっても潰しが効く。」
例2:意識が高く、成長意欲が強い同期B
SHOOT「今の環境どう思う?」
同期B「スキルつかないし、出る杭は打たれる文化。ここにいたら成長が遅くなる。3年以内に転職考えている。」
性格は人それぞれなので、SIerにいたほうが幸せな人もいるし、居心地が悪いと感じる人もいます。
SIerにもWeb系にも優秀な人はたくさんいます。ただの価値観の違いなのです。
自分の価値観とじっくり向き合い、最適な業界を見定めましょう!
次回の記事では、
誰にでもエピソードを作り出せる方法
内定を得るまで私が踏んだ具体的なステップ
を公開します。
是非ご覧ください!
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