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未経験からWebエンジニアになるとどんな感じなんだろう?
こんな悩みに対して、僕のありのままの実体験を皆さんに共有したいと思います。
記事を書いている僕は、2019年12月現在メガベンチャーの社内スタートアップで働いているWebエンジニア1年目(社会人2年目)です。
前職の大手SIerを1年目で退職し、プログラミング未経験からWebエンジニアになりました。
今年も終わりということで時系列を追ってその時の心境や学んだことなどをザッと振り返りたいと思います。
本記事は入社前の心境と、入社して1ヶ月くらいについて書きました。
新卒エンジニアの方や未経験からWebエンジニアを目指す方は、とても参考になる内容です。
目次
入社前の心境
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「3年で誰にも負けないエンジニアになる」
という想いだけで
プログラミング未経験から転職まで踏み切った私は
当然ながら分からないことだらけでした。
しかし、これからの未来にとてもワクワクしていたのを覚えています。
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「SI業界の閉鎖的な環境よりwebの方が自分に合っている」
「多少つらくても、業務を通じて独立するためのスキルが身に付く」
「ようやく個の時代へのスタートラインに立つことができた」
自分の選択に対する根拠のない確信があったからです。
根拠のない自信は、僕の長所でもあり短所でもあります。
もちろん未経験という不安も1割くらいありました。
入社前にプログラミングの独学はしていたが、業務としては完全に未経験。
どんなサービスを開発するのか、
どんなチームで働くのか、
実際毎日どんなことをするのか、
正直検討もつかなかったです。
むしろ知らないからこそ楽観視していた部分もあるんですけどね。。笑
とにかく新しいことをやるときはいつも楽しい。
その感覚だけでも十分だった。
2019年4月、Webエンジニア始まる
社会人2年目、そしてwebエンジニアとしてのキャリアが始まる。
初月の4月は右も左も分からず、とにかく大変でした。
ディスプレイの接続方法が分からない
なんと、初日にいきなり大恥をかきます。
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「デュアルディスプレイの接続方法が分からぬ。。。(アタフタ)」
「素人感丸出しはやめてくれよー…笑」
「え、SHOOTやべーぞ、大丈夫か…笑」
なんとも言えない変な空気が。
目の前で作業をみていたエースエンジニアとマネージャーから
同時に失望されるという絶望感、空気感を想像してみてください。。。
最悪の船出、どん底からのスタート。
二度と這い上がれないくらいの地の底まで落ちました。
更に、何も知らず飛び込んだところは
社内でもスーパー仕事できる人が集まるスタートアップのチーム。
スピード感、求められる水準の高さ、プレッシャーは想像の遥か上をいっていました。
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「ヤバいところに入ってしまった。。。未経験が入り込むようなところではなかった。。」
というのが本音。。。笑
そんな職場環境の中、ディスプレイの接続方法が分からない
ド素人が入ってきてさぞかし向こうも驚いたことでしょう。。。
開発環境構築に苦労する
そして最初は、開発環境構築(PHPとJava)にかなり苦しみました。
スタートアップはとにかくリソース不足。
メンターの方も忙しくて手取り足取りは教えてもらえない。
基本は自分で解決しなければならない。
日に日にプレッシャーが強まる中、
開発環境構築が終わらない。。
秘密鍵公開鍵作成、DockerやApacheの設定、権限など、つまづくポイントが多く、
なんだかんだ開発環境が全て整うのに1週間はかかったと思います。
精神的にキツかった。。。
git(ソースコード管理)が分からない
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Gitの使い方がイマイチ分からない。。
Gitは必須の知識ということは入社前から分かってはいたので
Progateで学んではいました。
が、分かった気になっていただけで現場で使いこなすレベルまでは理解できていませんでした。
ブランチの概念、ローカルとリモートの違い、fetch、merge、rebase…
コミットログのコメントの重要性、、、
何も理解できていなかったので、開発を進める前段階のところで余計なエネルギーを使いました。
今思うとGitも分からず入社した当時がとても恥ずかしいです。
開発知識が皆無だった
入社していきなり
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「とりあえずアプリの新規開発してみよっか」
と言われたSHOOTは、
Webエンジニアとしての最初の仕事はWebアプリ新規開発案件でした。
未経験で何も分からないなんていう言い訳は関係ありません。
企画段階から関わり、設計、実装、テスト、リリースの一連の流れを経験できるチャンスがいきなり巡ってきました!
想像もできないほどの試練が待ち受けているのは明白だけど、
まさに望んでいた成長できる環境。
スタートアップで働く強み。
新規開発案件がいきなり一人に任せられる環境はなかなかレアです。
幸運でした。
ただ、LaravelとVue、Web技術の知識はゼロだったので、
業務時間外に勉強して知識を増やし、業務で勉強したことをアウトプットする
というとにかく必死の毎日。
ただ、学ぶことしかなかったので楽しくはあったですね。
スタートアップのスピード感についていけなかった
問題だったのは、Webエンジニアとしてのスキルだけではありません。
仕事のスピード感に全くついていけませんでした。
チームは10人弱。スタートアップはスピード感が命です。
「阿吽の呼吸のようなものでスピード感を持って動けるのがうちのチームの強み」
だという共通認識のようなものがありました。
そして教育体制も整っておらず、
自分から動かないと何も出てこない、
自発的に気付いてどんどん動くことが当然な環境。
基本空気が読めない、気づけない(アンテナが貼れない)、
かつマイペースなSHOOTの性格は
馴染むのにとても苦しみました。
今でも苦しんでますが。(というかどんな職場でも苦しむかもしれません笑)
まとめ:最初の1ヶ月は地獄
入社前の心境と最初の1ヶ月のことを振り返ってみました。
思い出してみると、最初の1ヶ月は地獄でした。笑
僕がいかに何もできない素人だったかは、
この記事を見れば分かったと思います。笑
でもこんな僕でも
メガベンチャーでエンジニアになれるし、
2019年12月現在、未だに辞めずに続いています。
未経験からWebエンジニアになりたい方は、
「こんな状態でもWebエンジニア就職できて、辞めずに続けている人もいるんだ」
という心の励みにしていただきたいと思います!
Twitterには未経験からWebエンジニアを目指す人に対して
色々批判的な意見も見受けられますが、
周りの声なんて無視して、
自分の思う道を進みましょう!
一緒に頑張りましょうね♫
それでは、次の記事をお楽しみに!
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