当ブログ人気記事!
転職体験談
Laravelで学ぶWebアプリ開発
誰でも作れるチャットアプリ
未経験への勧め

【実体験】未経験からWebエンジニアになって9ヶ月を振り返る(後編)

プログラミング

未経験からWebエンジニアになるとどんな感じなんだろう?


こんな悩みに対して、僕のありのままの実体験を皆さんに共有したいと思います。


記事を書いている僕は、2019年12月現在メガベンチャーの社内スタートアップで働いているWebエンジニア1年目(社会人2年目)です。

前職の大手SIerを1年目で退職し、プログラミング未経験からWebエンジニアになりました。



今年も終わりということで時系列を追ってその時の心境や学んだことなどをザッと振り返りたいと思います。

前記事は入社前の心境と、入社して1ヶ月くらいについて書きましたが、

本記事は入社後3ヶ月以降のことを書きました。


新卒エンジニアの方や未経験からWebエンジニアを目指す方は、とても参考になる内容です。

スポンサーリンク

3ヶ月経過:アプリリリースと試用期間終了、モチベーションの低下

3ヶ月経過試用期間が終わり、無事正式に正社員になりました。

正直言うと、仕事できなすぎて

「試用期間 クビ 可能性」

と何度もぐぐったほど本気で心配していたのですが、

こんな僕でもなんとか正社員になれました。笑

この頃になると、
ディスプレイの接続方法や開発の流れなど何から何まで分からない状況から、
エンジニアとしての景色が劇的に変わっていました

(最初が空っぽなのはありますが笑)


まず、新規開発したアプリをリリース。

Web制作(HTML&CSS)以外の部分(JSとサーバーサイド:PHP)は、一人で担当しました。


新規開発案件を一人でやりきったことで

企画→設計→実装→テスト→リリース

の流れを一通り経験することができたのは今でもとても役立っています。


調べながらやればなんでも作ることができるという感覚を得られたと同時に、
趣味として作るプロダクトと世に出せるプロダクトの品質の違いも体感。


ただ達成感に浸る一方で、
webエンジニアという仕事やweb業界の構造が見えてくる部分もありました。

ある程度材料が集まったら先を見通してしまうのは僕の悪いくせです。
今度別の記事に書こうと思います。


特に
「調べながらやれば何でも作れる」
という感覚はけっこうモチベーションを低下させました


なぜなら
「何でも作れるエンジニアになる」
ということを1つの指標にしていたからです。

おそらく、想像していたよりも作ることは何も特別なスキルではなかったのでしょう。

どのエンジニアも基本は

「検索してコード書く」

ことの繰り返し。


実際は、
ただ作るだけでなく、「良いもの」を作ることが重要であり、
「良いもの」を作るために学ぶべきことは無限にあります。


当時は、
「調べれば誰にでもできる」
という事実を前に拍子抜け感が否めませんでした。


新規開発案件が終わると、オペレーション業務を少しずつ覚えていくことに。


モチベーション低下の状態に
日に日に増えてくるオペレーション業務。


マネージャーにモチベーションの低下を見抜かれたのだろう。

「走っている案件に貢献できなければ厳しいから、
試用期間終わったけどこれから3ヶ月試されるというつもりでやって」

とちょっと厳しいことを色々言われ、

ゆとり世代に生まれた末っ子にとってはメンタルがだいぶキツかったです。。


開発の基本を一通り経験できたのもつかの間、
スピード感とミスのないオペレーション業務を求められ、
モチベーションの低下も相まって余裕のない日々が続きます。

半年経過

余裕のない日々が続くも、この頃になると
オペレーション業務を一通り覚え、
徐々にサービス理解も深まりつつあり。

自信とまではいきませんが、
ほんの少しづつながら地に足がつきはじめてきた感覚です。

というのも、曲がりなりにも様々なジャンルの仕事を経験することができていました。

具体的にいうと、

新規開発したアプリのバージョンアップやオペレーション業務以外にも、

サーバー周りの環境を整える仕事、既存アプリの改修、バッチ開発などです。


この頃もモチベーションが低いながらも、
エンジニアとしての楽しさを感じるシーンが
2つありました。


1つは、
データを整形する案件を通じて、プログラミングの基本を再確認できた
ことです。


仕事内容は、
エクセルには重すぎて処理できない100MB以上のデータをくっつけたり、入れ替えたり、変換してお客さんに納品するというもの。


Nodeでデータ加工の自作プログラムを作成した時は、
「エクセルばかり触っていた前職から比べると、エンジニアっぽくなったなぁ」
とちょっと成長を実感したり、しなかったり。


エンジニアの基本はあくまで入出力。

フレームワークやクラスライブラリが充実している昨今、
忘れかけていたプログラミングの基本を改めて思い出す良い機会でした。


もうひとつは、

新規開発案件における設計レビュー、コードレビューを通じて

「綺麗なコードを書くこと」「設計」の重要性、難しさ、楽しさ

を感じました。


何と言ってもエンジニアの醍醐味は
「良いものを作ること」

「良いものを作ること」は難しいです。

セキュリティに気を配るのはもちろん、
処理の高速化やDBに負荷が少ない設計、
運用や保守、改修まで考えてのDB設計など、

考えることはとても多いです。

難しいからこそ、やりがいを見いだすことができました。

1年(2019年4月〜12月)を終えて

無事、仕事を辞めずにWebエンジニアを続けることができています。

未経験から独学でプログラミングを学んで
Webエンジニアになり、
8ヶ月くらいやってきた率直な感想としては、

「しんどかった」

です。


分からないことだらけだったし、
とにかく知識をキャッチアップすることに必死。

しかし、学ぶべきことは膨大で、
学べど学べど際限がありません。


未経験でのポテンシャル採用なこともあり、
スタートアップということもあり、
必然的に周りからは成長を求められます。

周囲からの要求の高さ、期待と自分のできなさのギャップに苦しんでいた時期がほとんどでした。

ただ、2020年になった現在。

メンタル的に吹っ切れたというか、

周りにどう思われようが、
「今は毎日継続してスキルを身につけて少しづつエンジニアとして成長していくしかない」
と開き直ることができていて、少し楽になりました。
エンジニアの楽しさも少しずつ感じてきています。
(まだ、メンタル的にキツいことは変わりませんが。笑)


未経験からWebエンジニアを目指す人は、
不安になる方も多いと思います。

未経験からなるのは大変なのは間違いないですが、
こんな私でも続けることができているので、
メンタルさえ続けば実際なんとかなります



プログラミングスキルと英語は全世界共通のスキル。

仕事を通じて全世界共通のスキルがつく
Webエンジニアという職業は魅力的だと私は信じています。


今年も「未経験からWebエンジニア」に関するコンテンツを発信していくので
楽しみにしていてください!

それでは!

コメント

タイトルとURLをコピーしました