こんにちは、SHOOT(@Shoot58153748)です!
私は元々、大学の専攻は情報系ではなく電気系でした。
大手SIerへの内定が決まってから、入社前にIT系の知識をつけようと受けた試験が、
「基本情報技術者試験」
SI業界に行く方にとって、基本情報技術者試験は必須の試験です。
おそらく会社から受けさせられる事になるでしょう。
ITの基礎知識が体系的に学べるいい機会なので、
SI業界のみならず、IT業界に行く人は取っておいて損はないです。
そこで今回は、
IT系知識ゼロだった私が、2ヶ月の独学で合格することができた方法を公開します。
「未経験で合格するのは難しい?」
「どう勉強すると効率が良いの?」
と悩んでいる方にとても役立つ内容になっています。
ぜひ参考にしてみてください!
目次
基本情報技術者試験とは?
SEの登竜門と言われているくらい、IT業界ド定番の国家試験です。
特に、SI業界に就職した場合、資格の取得はマスト。
試験は午前と午後に分かれており、午前問題は基本的内容、午後問題は実務に近い応用的な内容が出題されます。
60%以上取れば合格です。
ちなみに基本情報技術者試験を取った後は、応用情報技術者試験、さらに上のレベルに行くと、高度情報技術者試験があります。
高度をとると一応その道のプロフェッショナルとして認められ、ある程度箔が付くという感じですね。
SHOOTの場合は、電気系出身で情報の知識が皆無だったので、
大手SIer入社前に基本情報を受けました。
最初は、とにかく単語が分からない。。。
なので、未経験が何も対策しなければ合格は難しいでしょう。
しかし、正しいプロセスでしっかり対策すれば、確実に合格することができます。
正直、合格した当時は、知識の詰め込みで、こんな試験取って意味あるのか?と思っていました。
しかし、Web系で働いている今現在、確実に役立ってると実感しています。あの時詰め込んだ知識・理論が実務と結び付き、理解に繋がっているのです。
IT業界で働くなら取っておいて損はない試験ですよ。
勉強方法
ポイントは2つ!
- 参考書を2周読んで理解する
- サイトで過去問演習をする
テキストを2周読んで理解する
キタミ式イラストIT塾基本情報技術者(平成31/01年) (情報処理技術者試験) [ きたみりゅうじ ] 価格:2,138円 |
SHOOTが使用した参考書はど定番のコレ。
使ってみてとても良書だと感じたし、これ一冊あれば試験に受かるだけの知識が十分学べます。
可愛くて面白いどんぐりみたいなキャラクターが分かりやすい解説してくれるので、
分からない単語が多くても無理なく読み進めることができました。
章の最後には例題があるので、そこでさらに理解を助けてくれます。
1周目は、例題のところも含めてさらっと読む感じでスピード重視で読みました。
この時点では、まだ合格は無理でしょう。午前問題の半分も取れませんでした。
ただ、1周目は試験合格にはこういう知識が必要なんだ。という程度の理解ができていればいいと思います。
2周目は、だいぶストレスなく読めるようになっていると思います。
スピードを気にせず、細部を詰めながらじっくり読みましょう。
2周読めたら、すでに必要な知識はインプットされているので、
今度は問題を解きながらさらに理解を深めていきましょう。
サイトで過去問演習をする
基本情報技術者試験ドットコムってサイトは神です!
過去何十年分の過去問とその解説が無料で見ることができます。
合格率を超えるまでひたすら過去問を解きまくりましょう。
特に意識したいのは、午後問題です。
初心者には難しいアルゴリズムやプログラミングなどの難問が出題されますが、
合格率は60%なので、特定の分野で苦しんだとしても他で得点すれば合格することは可能です。
間違えた過去問題を解説や参考書で確認しながら、辛抱強く過去問を解きましょう。
1日3時間、1ヶ月くらい集中して過去問演習に取り組めば、
難なく合格ラインは取れるでしょう。
このサイトは過去問以外にも、試験のメリットや勉強方法、当日の心得まで試験に役立つ情報が掲載されています。
時間がある人は読んでおいて損はないと思います。
こんな有料サイトが無料で使えるなんてほんとラッキーです!1
基本情報技術者試験を取得してよかったこと
大手SIerでは最初の数ヶ月集合研修があるのですが、上位クラスに混じって研修を受けられました。
意外かもしれませんが、大手SIerには情報系以外の学生もたくさん入ってくるので、未経験と経験者が混在している状態です。
なので技術的な研修では、クラス分けが行われます。
情報系じゃなくても基本情報技術者を取得している人は上位クラスに入り、
優秀な情報系の学生と同じ研修を受けることができます。
周りから影響される刺激や新しい知識が得られるのはかなり大きいメリットです。
SHOOTはそこで仲良くなった人からプログラミングを少し教わったりもしました。
あとSIerにいた時は感じられませんでしたが、
Web系エンジニアになった現在、システムづくりに役立つ生きた知識を実務で触れることで、
基本情報技術者で学んだ知識が今になって本当の意味で理解することができています。
これは、あの時無理やり知識を詰め込んだから感じられることです。
最後に:基本情報技術者試験を取得できたら
基本情報技術者試験の勉強をすることでITの基礎知識は十分身につきます。
ITの世界は奥が深いので、興味を持った分野をとことん極めてみましょう。
実は、応用情報技術者は午後問題が記述になるくらいで、基本情報技術者試験と内容はあまり変わりません。
しかし、高度情報技術者はセキュリティや設計など、より専門に特化した試験に分かれます。
応用→高度情報技術者試験とステップアップし、より専門的な知識を習得していくのがSEの一般的な王道です。
資格を取得するのももちろん良いですが、SHOOTはプログラミングを始めてみるのをお勧めします。
IT業界の本質は、システムづくりです。
業務システムも、Webサイトも、スマホアプリも
誰かがプログラミングしてきた結果、私たちの生活に侵食してくるぐらい発展しました。
プログラミングを学ぶことで、自分たちが日々見ているサービスの仕組みを知れたり、システムを作る喜びを味わうことができます。
そう思うと、興味が湧いてきませんか?
実践的な知識の習得にも繋がるので、ぜひプログラミングの世界に踏み込んでみてください!きっと楽しいですよ^ ^
それでは!
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