「忘年会めんどくせー」「やりたいやつが企画しろよー」
そんなふうに思ってる若手社員のあなた。
僕も全く同じです。仲間ですね笑
この記事を書いている私は現在社会人2年目。
1社目は大手SIer、2社目はWeb系メガベンチャーという大手企業2社を経験している
典型的なゆとり世代の26歳です。
先日、忘年会に関してしんやさんという方がツイートしていて、
思うところがあったので珍しく勇気を持ってリプしました。
なんと、今までもらったことがないくらいたくさんのいいねをいただきました!(15くらい)
ちょっと嬉しくなったので、忘年会ツイートに関して記事にします!
共感してくれる方が少しでもいたら嬉しいです。
目次
まずは、ツイート主の意図を推測
- ツイッタランドでは「忘年会まじ無駄!いく価値なし!」て論調だけど、世の中はそうじゃないところも多い
- よくわかんなければ行っておいた方が無難
- 世の中は非合理であるため、数千円と数時間で回避できるリスクならそうしたほうがいい
という主張。正直、
「まさにその通りダナー」
と思いました。
「飲みにケーション」とよく言われるように、
確かに今の日本社会において、職場の飲み会の重要度はとても高いです。
特に新人等、立場の弱い人にとっては尚更。
チームに溶け込むために、
スキルや経験での貢献が少ない分何でカバーするかと言ったら、
間違いなくコミュニケーションです。
コミュニケーション力が高い人は、
周りとしても接し方が分かるし、チームにしっかりとしたポジションが持ちやすい。
それに普段からコミュニケーションを取れていると
仕事で助けてもらいやすいですし、応援したいと思われることも多いはずです。
一緒に時間を共有し、心が普段よりオープンになる飲み会という場は
職場の人とコミュニケーションを取る上でとても有益なイベントなのです。
それに、新人の飲み会での振る舞いを重要視している上司は未だに多いでしょう。
仕事できない分、飲み会で新人のように振る舞えなくて何ができるの?
なんて思っちゃってる人も未だにいます。
残念ですが、世の中には色々な人がいるんですよね。。。
だからツイート主は、
「数千円と数時間を投資し、飲み会で我慢するだけで、今後の会社生活がやりやすくなるかもしれないのだから嫌だから行かないという選択肢はけっこう浅はかだよ」
と主張していると解釈しました。
今の日本社会をよく理解している上での親切なアドバイス。
愛のあるツイートだし、とても良い方だと思いました。
愛のあるツイートに対して私がどう感じたか説明します。
若者のそもそも論。前提が違うから議論にならない?
まず最初に気になった点は、
ツイート主は、
「今いる会社にコミットする。長く働く。」
ということを前提に基づいた上で意見しているということです。
これは、そもそも根底にある価値観が人によってわりと違う(ジェネレーションギャップ?)ためチグハグな議論になってしまっていました。
今の若者はそもそも論として
「今の会社で昇進していく。今の会社でずっと働いていく」
と思っている人は少ないと思うんです。
これだけ早期退職やリストラのニュースが当たり前の日々、終身雇用がすでに崩壊していることは明白です。
もしかしたら会社に尽くしてきた親がいきなり出向やリストラにあっている姿を見てきた人もいるかもしれません。
1つの会社にコミットすることが正しいことなのか?幸せなことなのか?
という疑問を抱えながら生きています。
そんな複雑で不安定な社会環境にいる中、
「世の中は不条理だから新人は飲み会に参加した方が無難だよ」
と言われても、それが会社でうまくやっていくための現実な方法だとしてもあまり響かないのではないでしょうか。
「好きでもない飲み会に参加するくらいなら、俺は自分の好きな時間を過ごす。
自己研鑽の1つでもするよ。」
と思っても別に不思議ではありません。
結果、私みたいに「別にどっちでもいいんじゃね?」って考える人も少なくないのではないかと思います。
どっちの価値観が正しいという訳ではなくて、
単純に社会環境が変わり価値観が変貌しているということを全国民が認識する必要があります。
飲み会の席が苦手な人もいるということを知ってほしい
というわけで私は忘年会について肯定派でも否定派でもありません。
ただ、参加しないことによって不利益が起きるような環境は面白くないと思います。
もちろん飲み会を本当に楽しみにしている人はいます。
職場の人が好きだったり、人と話すのが好きな根っから外交的な人にとっては、素晴らしい機会でしょう。
楽しみに思える人は、本当に良い環境にいる幸せ者だと思います。
幸福度高いでしょうから正直羨ましい。。。
知っておいて欲しいのは、SHOOTのように飲み会の席が苦手な人もいます。
(忘年会スルーのハッシュタグが流行るくらいですから)
そもそもお酒が全く好きではない。
上司に気を遣うのが疲れてしまう。
会話の内容がリピート多くてつまらない。
他人の悪口で盛り上がるのは聞きたくない。
あの人は仕事できるできないトーク聞きたくない。
帰ってブログとかプログラミングしたい。
私はこれらをストレスに感じてしまうタイプの人間です。
そして残念ながら私のようなタイプは、会社に馴染みにくい。(断言)
皆さんはできる限り真似しないように!
「ただの甘えだ!大人になれ!」
みたいな声が飛んできますが、あなたはあなた、人は人です。
無理なものは無理なんですよね。
陰キャとしては、
色々な人がいるということを心から受け入れられる優しい社会であってほしいと心から願いますね。
多様性を受け入れる寛容な社会になってほしい
これは私の心の叫びです。笑
今の会社は縦社会で成り立っているので、
基本的には
立場の強い人の考え=正しい
という図式が成り立っています。
特に今立場の強い人は、おそらく新人の時は今では考えられないほどの理不尽、パワハラを受け、乗り越えてきた人たちでしょう。
ですが、部活とかでもそうですけど、
「自分が経験した理不尽は後輩にも経験させたい」
と思ってしまうのは人間の悲しい性ですよね。
だから余計に今の若く物質的に恵まれた世代との意識のギャップが生まれているのです。
今の若者に、
甘ったれるなとかお前たちは俺らの頃に比べて恵まれてる
とか通用しません。
時代ですから。
正直今まで、若手は職場のストレスを受け止めるバッファのような役割だったと思います。
しかし、負の感情というのは必ず周りに伝染します。
若手に今までの役割を担わせるのを繰り返している限り、
日本の幸福度はいつまでたっても上がらないと思います。
立場は違えど、考え方・価値観は十人十色です。
一人一人(特に今強い立場にいる人)が多様性を拒絶するのではなく本当の意味で受け入れられるだけの寛容な心を持つことができれば、
今の社会は生きやすくなる。
少なくとも私が経験を伝えるような立場になった時は、
自分がやられて嫌だったことは、後輩には絶対にしたくないです。
結論:どっちでもよい。他人がとやかく言うものではない
まぁこれ言ったら議論も何もないんですが笑
なぜなら価値基準は人によって全く違うから。
本来他人の考えをとやかく言うのはおかしいはずです。
その人の思考、価値観は他人に言われて変わるようなものではない。
飲み会が好きな人は参加すれば良いし、苦手な人は参加しなければ良いんです。
誰になんと言われようと
周りの声は無視して自分の意思に従いましょう。
ちなみにSHOOTは、
飲み会はストレス溜まってしまう(チームの方が嫌いなわけではありませんが)し、他にもっとやりたいことがあるので
断るもしくは、一次会で帰るスタンスを貫いています。
このスタンスを貫いていると、案外私と一緒に帰る人がちらほら出てくるものですよ。笑
一人一人のその人にとって最適な行動を取る人が増えてくれば、
社会は時代に合わせて変わっていけるという信念のもと、(ただのわがまま説はありますが笑)
私は今後も空気を読まずにいきたいと思います。
ちょっと忘年会から話が逸れてしまったかもしれませんが、
要は、人生一度きりだからつまらないこと考えずに好きなように生きようぜ
ってことです。(まとめ方雑笑)
それではまた!!
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