chaosな現代社会。infpの甘え。嘆き。

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働き方

16 personalitiesをいつやってもinfpになる管理人。現代社会に適応し、イキイキと生きていくことは実に難しい。あらゆることが効率化されている昨今。果たしてポンコツが入り込む余地がこの社会にあるのか。考えていきたい。

目次

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まず、今の社会状況を整理する。

安西先生は言っていた。

「下手くその上級者への道のりは己の下手さを知りて一歩目」

ただ言いたかっただけだ。使いどころが違う。

とりあえずは自らが置かれている社会環境を知ることからである。まず思いつくのは「資本主義」だろう。個人が資本を持ち、自由に商売できる仕組みになっている。自由競争することで、経済が発展し、世の中が豊かになる。特にインターネットが登場してから便利さの進化スピードは恐ろしいほどである。無論、経済学者ではないので詳しく論じることはしない。

次に「グローバル化」だろう。交通インフラの発展、IT化の影響で国境を越えて人、モノ、情報、資本が行き交うのが当たり前の世の中になった。数時間で海外に行けるし、インターネットの世界では地球の裏側でも瞬時に、24時間、である。各国は相互に依存を強めている状態ゆえ、トランプ氏の相互関税政策で世界中が大混乱状態というわけだ。

「資本主義」と「グローバル化」。本来我々に豊かさや便利さなど恩恵を与えてくれる仕組みだ。管理人はいわゆる失われた30年をまるまる生きてきた。実際、生きてきた短い間でさえ、信じられないほど便利な世の中になった。現代人は幸せのはずだ。

でも何かが違う気がする。街を見ると、幸せにあふれた雰囲気はない。何かに追われているみたいに急かせかした人。見るからに余裕がなさそうで疲れ切った人。ググると、ある調査会社によると年々幸せを感じる人の割合は減っているのだとかそういう話はいっぱい出てくる。そもそも幸せってとてつもなく難しい、という話は一旦おいて、単純に考えると豊かさや便利さに比例して幸せになっていてもおかしくない気はする。なんで幸せが減っている?

あらゆることに余裕がなくなった現代

原因は分からない。分からないが、結果として明らかなのは、みんな余裕がない。聖徳太子は「和を以て貴しとなす」を第一とした。和の民族である我々なのに、常に何かに追われているせいで、他人を助ける心、寛容さが失われている。他人に噛みつく。ある種自分を守るため正常な反応である。壁を作り、人間関係が希薄になり、コミュケーションが失われている。気持ちが通う対面コミュケーションと幸福度の高さは相関関係があるという研究も存在している。感覚的にも分かる。結局のところ人間はコミュケーションの生き物なのだろう。

余裕を奪ってる要因の一つが、「成果主義」という評価制度だと思う。つまるところ、どこに行っても競争なのだ。人の心にフォーカスすると、競争と安定は両立しないと思っている。管理人の妻のように競争万歳、資本主義万歳の人もいることは承知している。シゴデキにとっては素晴らしい世界であるが、それ以外の人はどうだろう。個人競争は勝者以外を疲弊させる。ビジネスでの競争はどうだろう。ビジネス企業間競争を優位に進め、株価を上げるにはより多く売上、利益をあげ、成長し続けなければならない。成長し続けるための大きな鍵の1つは生産性の向上で、無駄の排除だ。今のビジネス現場には無駄が少ない。もちろん無駄なプロジェクトや無駄な仕組みはあると思うが、個人の働き方ベースで言うと余裕のない人がほとんどではないだろうか。

そして働きぶりを「成果」に基づいて評価される。お金が降って湧いてくるわけではないので、当たり前だが評価というのは相対評価である。本質的には同僚や他の部署との競争、ということになる。自分の目標を達成が第一で、正直他人に構っている余裕はない。そして基本的に1人でタスクを進める。タスク解決のため必要最低限なやり取りはあるが、孤独だ。人よりもパソコンに向かい合って黙々と作業する。自分の意見が尊重されるのは一部の特別な人だけで、色々な人から事あるごとに指摘が入る。とても健全とは思えない。もちろん目標の中に育成の項目もある。しかし、あくまで自分のために他人を育成する状況で、心の通わせることはできようか。果たして本当の意味でのチームワークは存在するのか。

一人ひとりを見れば悪意を持った人にはそう出会わない。わたしの職場もみな良い人だ。ただ、構造的な問題なのだ。新人は特にキツイ。みな、自分、家族を守るために必死だ。そう、現代のサラリーマン、労働者たちはみんな凄すぎる。鉄人だ。

管理人はただ文句を言いたいわけではない。職場でも自分のできる範囲でコミュケーションが増える試みをして頑張っているが、効果は限定的と言わざるを得ない。それくらい「成果主義」の評価制度は根深い。助け合える風土を醸成する良いアイデアがあればぜひ教えてほしい。

infpの立ち位置を考える

※MBTIではなく16personalitiesなので注意⚠️

「資本主義」と「グローバル化」による社会環境の変化。infpにとってどう影響するか?まぁ想像に容易いが、率直に言って最悪の環境だと思う。生まれてこの方、身を持って体感し続けている。

16 personalitiesのページを見ればわかるが、infpの特性を素直に読み取ると基本的に仕事ができないことが分かる。マイワールドを持っているがどこか天然な感じで、マルチタスクが苦手。効率化・合理化とは真逆の存在で、メンタルも繊細である。昔ならごまかせたかもだが、今仕事ができない愛想良いキャラの居場所はなんともか細い。それでも簡単な仕事ならできるはずだ。と思うかもしれないが、今って簡単な仕事なんてほぼないようにみえる。すでに機械化・自動化されてしまっているからだ。単純労働はもれなく非正規、低賃金がセットで、心は安定しても社会的な安定はないというなかなか厳しい環境である。厳しい時代だ。infpは仲介者という名のとおり、本来チームに癒やし・調和・平和をもたらす存在である。集団に欠かせないキャラクターなのに、成果主義の前では力を発揮できず埋もれてしまう。とてももったいないことである。

我々はどうすればいい?

行き過ぎた競争社会、格差社会をどうやり過ごせばよいか?簡単な答えはないが、本ブログはそれを探求し、様々な選択肢を提示していく所存だ。

特効薬はないが、鍵となるのは和の精神をひたすら追究していくことではないか。すなわち、利己心を捨て他人を助けることに力を注ぐことであり、身近な人に感謝、尊敬することである。効率性・正確性を追い求めるのではなく、精神性を究めるのだ。つまるところ、周りと協調し、ひたむきに頑張る丸腰の人間を冷酷に切り捨てられる人間はいない。細かい手法云々はその後ではないだろうか。

ユーモアも磨きたい。張り詰めてる空気の中、ふとした一言でふふっと笑いを取れたら素晴らしいことである。社会人たるもの失言は気をつけなければならない。が、スベっても良い。人は案外笑いを欲しているものだ。きっと愛される人間になるだろう。

向いてる仕事に関しては今後の記事で探究していきたい。楽しみにしていてほしい。

管理人は心理カウンセリング資格を持っており、いつでも相談に乗るので声かけてほしい。初回は20分無料なのでご安心を。

それではまた。

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